ブログ

住宅ローンの繰り上げ返済 期間短縮型と返済額軽減型

住宅ローンの繰り上げ返済には
『返済期間短縮型』
『返済額軽減型』の2種類があります。

『返済期間短縮型』とは、
毎月あるいは、ボーナス月の
返済額は据え置いて、
借入期間(返済期間)を
短縮する繰り上げ返済の方法です。

また、『返済額軽減型』とは
返済期間は据え置いて、
毎月あるいは、ボーナス月の
返済額を軽減させる繰り上げ返済の方法です。

『返済期間短縮型』『返済額軽減型』では、
同じ時期に同じ金額を繰り上げ返済しても
その効果は大きく違います。

3000万円の住宅ローンを
35年返済、1.5%全期間固定金利
ローンを組んだ場合、
毎月の返済額は91,855円で、
繰り上げ返済をせずに35年間での
総返済額は約3,858万円となります。

例えばこの住宅ローンを
返済開始から10年後に
500万円『返済期間短縮型』
繰り上げ返済をすると、
毎月の返済額は91,855円は
据え置かれますが、
返済期間は5年3ヶ月短縮され
総返済額は約3,665万円となり、
支払う利息の軽減効果は
約193万円となります。

一方、『返済額軽減型』
同条件(返済開始から10年後に500万円)で
繰り上げ返済した場合、
借入れ当初からの返済期間は据え置かれ
繰り上げ返済後の
毎月返済額は71,858円に軽減され
毎月の返済額は2万円少なくなり、
総返済額は約3,758万円で、
支払う意利息の軽減効果は
約100万円となります。

同じ時期に同じ金額で
繰り上げ返済した場合、
『返済額軽減型』を選択するよりも
『返済期間短縮型』を選択した方が
メリットが大きいことが
ご理解いただけると思います。

では果たして
このまま説明を終えてしまって
良いのだろうか・・・?

住宅ローンの
繰り上げ返済計画で

本当に重要なのは
利息軽減効果だけではありません!

35年返済の住宅ローンを
返済開始から10年後に
繰り上げ返済をするということは、
ローンの残り期間は25年ありますから、
『返済額軽減型』を選択することで
軽減することができた毎月の返済額2万円を
ローン返済の残り期間(25年間)積み立てると
2万円×12ヶ月×25年間で
なんと!
600万円も積み立てることができます。

『返済額軽減型』で
繰り上げ返済をすることにより
総返済額を100万円軽減したうえ、
600万円積み立てることができるのです。

いかがでしょうか?

ローンの残り期間(25年)の間に
子どもの大学入学や
車の買い替えなど、
出費が多くあることも考えられますが、
『返済額軽減型』を選択することで
これらのライフイベントのために
積み立てることもできます。

住宅ローンの繰り上げ返済は
住宅ローンだけにフォーカスして
『損か得か』だけで判断するのではなく、
ライフプランを考慮して
判断することが何より大切です。

関連記事

  1. 2019年秋 火災保険料値上げ
  2. ファイナンシャルプランナーのアドバイスのウソ・ホント
  3. 住宅ローン控除1
  4. 消費税増税対策に関して各省庁が優遇策を要望(新聞記事より)
  5. 繰り上げ返済の効果

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
PAGE TOP